キコリの話

LUMBERJACKSでは薪割りに関する作業に対して、その労働対価としてキコリが支払われます。一時間当たり100キコリです。そのキコリという名の通貨を使って我々は薪を手に入れることができるんです。簡単にいうとそういうシステムなんですね。(キコリには他にも使い方があるのですが、話すと長くなるので、今回は端折ります。)僕も薪ストーブユーザーであるので、入社した当初は、「薪を手に入れるためにキコリを稼いでいた」んです。うーん。もちろん今もそうです。薪は欲しいです。でもLUMBERJACKSの活動の真髄はそこではないんです。

「薪を手に入れるためにキコリを稼いでいたら、自分の能力があがっていく」ところなんです。

ところがメンバーの中には、普段ほとんど作業をしにくることもなく、Facebookへの書き込みや過去の行動からみると、ただ「薪を入手するための情報源」としてしかLUMBERJACKSを見てないのではないか?と感じてしまう人がいるのです。まぁ参加目的は人それぞれなので、その人の勝手なのですが、これはとても勿体無いなぁと思うのです。で、こうして今日は久しぶりにこのブログを更新しようと思ったわけなんです。(決して先輩ヅラをしたいわけではありませんので誤解のないように。個人的見解も含みますが、how-to LUMBERJACKSみたいなもんだと思って読んでください。また、LUMBERJACKSには、今後いっさい薪ストーブを導入する予定もないのに、メンバーとして加入している人も結構います。そういうメンバーがいるのが、LUMBERJACKSをただの薪割り集団ではなくしているところであり、ややこしくしている要素なのですが、ではいったいどんなことを目的にして入った人たちなのかを話しだすとまた長くなってしまうので、いつかの機会に譲ります。)

LUMBERJACKSの魅力は、ふと気づいたら「自分の能力があがっていく」ところなんです。何を隠そうこの僕は、LUMBERJACKSに入るまでは、休みの日は一日中家でパジャマのまま過ごしていて、今やっているような薪割りに関することは何もできなかった。とにかく家の中が大好きだったんです。バイクの免許ももってなかったですしね。人とつるんだりするのも苦手で、集団活動とか嫌いでした。ひとりが一番楽でよかった。まるで引きこもりみたいなもんでしたよ。しかし、LUMBERJACKSの幹部としてしっかり育った僕の今の姿を見てもらえれば、その効果は言わずもがなだと思います。(←自分で言うなっ!)

さて、ひとくちに薪割りと言っても、実に様々な作業があります。大まかにあげてみると、伐採→玉切り→運搬→薪割り→薪棚への積み上げ。というところでしょうか。そして、それぞれの作業には、チェーンソーの安全な使い方、ロープの結び方、疲れない薪の割り方から薪の積み方まで、実に様々な能力が必要とされるのです。

(わかっとるがなそんなこと。)

ま、まあ待ちなさい。僕が強調したいのはそういった技術的なことが身につくということだけではないのです。

LUMBERJACKS社長の岡本 篤と作業をしているうちにあなたは知るでしょう。

山のこと。常緑樹のこと。落葉樹のこと。道具のこと。虫や鳥のこと。動物のこと。天気のこと。火を使うこと。川のこと。自然とかかわること。そしてバイクのこと(笑)

LUMBERJACKSの活動はまさに、「人と自然をつなげる活動」なのです。更にLUMBERJACKSには、薪割りだけではない様々な活動がありますから、気がつけば遊びの達人になっているのです。いやもう、人生の達人と言ってしまってもいいでしょう。格好だけのアウトドアで満足している場合じゃありませんよ。



また、一緒に汗を流した仲間との時間は、円でもキコリでも買えません。

(お前、作業のあとに酒飲みたいだけやんけ!)

ま、まぁそれもひとつの楽しみ方ではないでしょうか。汗を流し、ちょいとひと息ついてコーヒーでも飲みながら仲間たちと語らう色んな話や、ドしょうもない話の時間が僕は大好きです。正直言ってキコリなんてどうでもいい(嘘)

ひとりでする作業と違い2人以上で行う作業では、その人の持っている能力や人間性があらわになってしまうものです。ところであなた知ってますか?LUMBERJACKS社長の岡本 篤が、人の本質を見抜くことに異常に長けていることを!

LUMBERJACKS社長の岡本 篤の前では、格好つけたり、知ったかぶったり、いい人ぶったり、愛想笑いすることに何の意味もありません。

それを聞いて怖気付くことはありませんよ。なんとLUMBERJACKS社長の岡本 篤は、道具を使いこなすことにかけては超一流なのです。彼にとっては人間も道具のひとつです。いったん丸裸にされたあなたは、たちまちLUMBERJACKSが活動する上での、ひとつの道具となることでしょう。まさに手となり足となり体の器官のひとつとして一生小突き回され続けるのじゃー!わはっわはっわはっー!!

し、失礼しました。



以上のことを踏まえて、僕は思うのです。







とりあえず作業しに来いよ。


と……。


(そんなこと言って、普段作業しに行こうと思ってもお前らバイクばっかり乗り回しとるやないかっ!)


え?知らないの?LUMBERJACKS社長の岡本 篤が、「遠慮すること」を嫌うことを!!

『作業しようぜ!』

Facebookにでも書き込めば、社長を始め他のメンバーもその気持ちに応えてくれることでしょう。冬の間は休眠していますが、暖かくなれば早朝の薪割りが毎週水曜日に行われます。もちろん空いた時間にひとりでフラリと作業しに行ってもまったくかまわないのです。LUMBERJACKS社長の岡本 篤の懐の深さたるや、カスピ海の如しなのである。




ただあなたが単に「薪が欲しい」のであるのなら………他所(の団体または個人)でやることを強くお勧めします。

同じ労働時間を使うなら、自分のためにだけに集中して作業したほうが、よっぽどたくさんの薪を作ることができますからね。



とにかくですね。そもそも僕が何をそんなにムキになっているのかと言いますとですね。……その前に、このエピソードを話さずにはおれません。

こないだのクリスマスにですね。LUMBERJACKSの仲間たちと結成したバンドのライブがあったんですよ。とあるロック好きな店長がいるハンバーガーショップで、全部で4組のバンドが出演したんですけど、そのうちのある一人に僕は非常に腹を立てて帰ってきたんですね。彼は、まあいわばセミプロのシンガーで、ゴスペルバンドのボーカリストとして、クリスマス時期ともなればあちこちのショーなどで歌っているそうです。

本番前のリハーサルが終わりに差し掛かってきたころ、すでに開場時間を過ぎていたため、ひとりのお客さんがカランコロンと店に入ってきました。どうやら、彼の知り合いらしいのですが、挨拶もそこそこに彼はこう言ったのです。「金もってきたか?」その日のライブは、入場料を取らずに投げ銭方式でバンドにギャラが払われることになっていたんです。そのことに触れたわけなんです。「金もってきたか?」は、もちろん彼なりの冗談だったのでしょう。

彼はリハーサルが終わると、どのようにしてどのタイミングで投げ銭をもらうのかを決めたがり、投げ銭を入れる箱をバンドごとに作ることを提案しました。また、控え室で僕らと簡単に挨拶を済ますや否や彼はこう言いました。「投げ銭は出演者お互いにも有りってことにしませんか?」

彼は3番目の出番でしたが、その日のライブの司会進行役でもありました。彼はオープニングトークから投げ銭の説明をぐいぐいしています。彼自身の出番の途中、MCでも遠慮なく投げ銭の話を挟みます。「今日はタダと違うからなー。」は、店の中に彼の友人客が多くて、また酔っていた勢いがあったとはいえ、言い過ぎだったと思います。

僕はそんな彼に非常に腹を立てていました。何よりも僕の感情の方向性を決定づけたのは、彼の歌でした。彼は凄腕のギタリストさんと2人でステージに上がっていたんですが、全曲が人の歌なんです。カラオケやん。その上、ベロンベロンに酔っているため歌い出しのキーを外すわ。歌を間違えるわ。ひどいものでした。ここは場末のスナックか?

そんなこと言ってね。思いのほか緊張してしまっていた僕らの演奏もなかなかの低レベルでしたけどね。彼に比べれば僕らは、荒削りとはいえよっぽどクリエイティブでロックンロールだったと思いましたよ。もし彼のステージが素晴らしければ、僕はそこまで腹を立ててなかったと思うのですよ。実力ないくせに、「金くれくれ」言うな!と思うわけなんですよね。いくら冗談のつもりでも、あれだけ繰り返して言うたら、ネタとしてもおもんないねん。品もないし、ゲスいですよ。どう考えても半分は本気やん?

なんと彼は僕と同い年でした。僕もかつて20代の半ばまで彼と同じ夢を追い求めたバンドマンでした……いくら夢で食ってても、ああはなりたくないと思ったのですよ。しかしですよ、正確には彼は夢で食ってはいませんでした。大阪の方のユニバーサルなスタジオのジャパンに近いホテルで働きながら、歌を歌っているということでした。つまり、僕はその日ただのフリーターのカラオケを聴かされたのです。しかも、お金を請求され続けながら!!

ライブが始まる前に控え室で僕らに、「投げ銭は出演者お互いにも有りってことにしませんか?」と言った彼は、絶対に僕らの箱に投げ銭なんてするつもりはありませんよ。対バンの相手にも「金くれ!」って言ってきたのです。こんなことなら、友達に頼んで僕らのバンドの投げ銭箱に、五万円くらい入れといてもらっとくべきでしたよ。彼をぎゃふんと言わせたかったね。

不思議なことに僕のバンドの他のメンバーは、「まぁそういうキャラやん?」と、それほど彼に腹を立ててなかったので、このエピソードは単に僕が生理的に彼のことを受け入れられなかっただけなのかもしれません。ライブ中も彼の同級生がお客さんに多かったので、割りとみんな笑って歌ってノリノリでした。盛り上がってました。

しかし、僕から見たら彼は、ただの「義務を果たさずに、権利を主張する奴」です。もともと僕そういうのが許せないたちなんですね。口ばっかりで中身のない奴とかね。嫌いなんですね。そして昔から周りの友人は通常モードなのに、僕だけ怒ってるってことがよくあるんです。

そういうわけで僕は今回ムキになっているんです。「普段、LUMBERJACKSでは作業もせずに、(大量伐採の現場でキコリ関係なく、原木山分けっぽい話が出てくると、)持って帰ってもいいですかっ?!」って言ってくることに敏感に反応してますよ僕は……あなたこれ今回だけのことじゃないですからね?LUMBERJACKSの価値を分かってない!まず作業や!!持って帰れるかどうかの話はそのあとのこと!!じゃあ何?持って帰れない現場なら来ないの?ねぇ来ないの??しかしっ!!!LUMBERJACKSは、岡本 篤の独裁政権です。(これはこれで話が早いので、スッキリしていてとてもいい。)ただの作業員の一人である僕には何の権限もないので、こうやって牽制してるんですね。だって、LUMBERJACKS社長の岡本 篤は、ものすごく気前がいいのです。「ええやん。分けたったら。」なんて言われたらハイそれまでです。チーン。まったく僕なんてほんと小さい男だなと思いますよ自分のことを……ふんふん。でも人から見たら、たわいもないことで怒っている。これが、僕の原動力でもあるのです。


話は少しそれますが、僕って人当たりの良さと見た目のマイルドさから、第一印象がとてもいいらしいんですよ。でもねしばらく付き合うと、やたら毒づく僕の姿を見て、こう言われるのです。「え?第一印象と違う。」と……、中には「腹黒い。」とか「性悪。」とかレッテルを貼りたがる人もいますが、僕のことを最初に勝手に「いい奴」と決めたのは僕じゃないんでね。「知らんがな。」と思うのですよ。ひどい話ですよ。もし僕が、意図的にいい奴に見えるように振舞っているのなら、そう言われても仕方ないと思うのですが、その人の中の第一印象と実際とのギャップによる振り幅が大きいだけで、なんで一気に「悪い奴」にジャンル分けされなきゃならんのですか?いい迷惑ですよ。ったく。もともと僕は普通に、人見知りだし、天邪鬼だし、せっかちで早とちりするし、すぐ調子に乗るし、ヒネくれてるし、考えすぎるし、心は狭いし、好き嫌いが激しいし、どうせ末っ子でワガママだし、ネガティヴだし、冷たいし、いらんこと言う奴なんですぅ。まぁでも言うほど悪い奴ではないし、そこそこ普通にいい奴でもあるんですけどね。(←自分で言うと、とたんに嘘くさくなるよな。でも一応自分のことをフォローもしときます。)



最後にまた同じことの繰り返しになるんですが、LUMBERJACKSでは、そんなに必死になって薪を集めようとしなくったって、その気になって作業をしているだけで2年後、3年後には、薪のほうから勝手にこっちへやってきてくれるようになりますから。そして、気づいた時にあなたは、もうLUMBERJACKSから離れられなくなっているんです。わはっわはっわはっー!!キコリがすべてなのじゃー!!キコリを省みることが、我が魂の次元を高みへ連れ出し、それこそこの世に降りた目的が達成されるのじゃー!!わはっわはっわはっー!!キコリで世界を征するのじゃーーっ!!



ご、ごほんごほん。またまた失礼しました。


LUMBERJACKS社長の岡本 篤はちゃんとみんなのことを見てますから、やる気のあるメンバーには、根気よくつきあってくれ、また気前よく色んなものを大放出してくれます。(だ、だよね?)なんだか、how-to LUMBERJACKSというより、how-to岡本 篤という感じのブログになってしまいましたね。怒っちゃヤーヨ。



おしまい



※LUMBERJACKS社長の岡本 篤の効能につきましては、個人差があります。たまに腹痛を伴う激しい下痢などの副作用が表れる場合がありますのでご注意ください。文中にある「LUMBERJACKS社長の岡本 篤の懐の深さたるや、カスピ海の如しなのである。」ってのは『カスピ海ヨーグルト』のほうですね。つまりは、「LUMBERJACKS社長の岡本 篤の懐の深さたるや、カスピ海ヨーグルトの如し」なのである。なんのこっちゃ。

また「能力が上がっていく」と書きましたが、能力といっても千差万別です。中には「無能さを能力として開花していく」特殊なパターン(笑)もありますが、みんながみんなLUMBERJACKSにハマるわけではないとも思います。まだ結論づけてはないのですが、どうやらプライドの高い人はここでは開花しないようですね。ウンチクの多い人とかね………あ!最後にまたいらんこと言っちゃった。エヘ。




引退宣言

しばらくオフロードバイクにうつつを抜かしている間に、俺が「薪割りを引退した。」というような噂が、薪割り結社ランバージャックス加古川の一部メンバー間で流れていたようです。

実はこれまで、時間があればいそいそと薪割りをしていたのですが、今はそれらの時間のほとんどをバイクの練習と整備に費やしてしまっているのです。そして、ランバージャックス本社に遊びに行っては、「薪割りの仕方忘れてもうたわー。」とか、「俺、バイクにしか興味ないねんなー。」とか冗談で言ってたもんだから、まぁこのような噂が立つのは自業自得でもあるのです……し、しかしですよ?これは何か陰謀の匂いがプンプンするのではないか?ひょっとして誰か俺を薪割りインストラクターの座から蹴落とそうとしている奴がいるんではないかと思うんですよね。これからは斧を持ったメンバーには、背中を見せないように気をつけなければならないと思っている次第です。

さて、この頃まったく薪割りをしていないかというと、実はそうでもなく、早朝に行われる薪割り……通称「早割り」には、ちゃんと顔を出しているわけです。毎週水曜日には、なんと5時半から作業を始め、1時間ほど汗を流してから、みんなで庭に、机と椅子を並べて朝食をいただくのです。食後には優雅にコーヒーなんて飲んで、そうして各自の時間になればそれぞれの職場へ出勤していく姿は、なかなか美しくもあるのです。この早割りもやりだしてから2年半が経とうとしています。

毎日どれだけ汗水流して会社で働いても月に一度、給与明細のペラ一枚もらって(給料日にも家族にそんなに有り難がられることもなく)ハイお終いのサラリーマンの僕らにとって、冬の暖房そのものを “ 薪 ” として持って帰ることは、なかなかの男が上がることなんですよね。父親としての説得力が違いますからね。頑張っていきたいと思うところなんです。

さて、早割りの楽しみは何と言っても、ランバージャックス加古川の社長婦人が作ってくれる料理……ほんっとうまくて、俺なんて食べる前から「うまっー!」って言ってしまうほどの料理の腕前なのですよ。もうね、この頃は薪割りよりもこれを食べることが目的になっているところがあるよね。なんて、こんなこと言うとまた、勝手に引退させられるかもしれないので、言質をとられないようにしないといけないのですが……今度から、うっかりメンバーにお茶でも勧められたりしたときには、毒が盛られてないかどうか確認が必要だと思うわけなんですよ。つまり、器ごと交換しちゃうんですね。俺が飲む予定だった器を前に、もしもそのメンバーが躊躇したならば、すなわち毒が盛られていたということが分かるわけで………え?被害妄想も甚だしいって?誰も薪割りインストラクターになんか憧れてないわっ!って?そりゃ手厳しいな。ほんとに?あの薪割りインストラクターやで?うん。そうそうそれよ!な?え?興味ない?そんな釣れないこと言うなって!そんなこと言ったら……

『薪割り結社ランバージャックス加古川

改め

自動二輪結社ランバージャックス加古川

にかえてまうで?




【続・安心感】薪割りインストラクターへの道

僕は、倉庫に仕舞っていた斧を引っ張り出してきた。先端部分が少し錆びてはいるが、立派な和斧だ。
 
 
 
僕はまず、割り台となる太めの丸太を置き、その上に適当な大きさの丸太を置いてみた。
 
 
 
 
 
 
おおっ!
 
 
 
 
 
 
 
こ、これは……
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
絵になる!!
 
 
 
 
 
 
 
すかさず僕は斧をその丸太の横に立てかけてみた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
おおおおっ!!
 
 


 
見たことあるでっ!こんなん雑誌とかテレビで見たことあるでっ!!
 
 



 
木こりやん!!まるで木こりやんかいさっ!!
 
 
 
 
 



 
 
こりゃあ忙しくなりそうだっ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ピューーッ!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
僕は颯爽と家に入り、服をツナギに着替えた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
何事も格好から入ることが肝心なのである。
 
 
 
 
 ツナギに着替えた僕は、セルフモードで何枚かの記念撮影をした。

もちろん丸太をバックにし、斧を手に持ったポーズだ。

当時はまだFacebookmixiもやってなかった(それともなかった)ので、残念ながら人には自慢できなかったが、僕はこれだけでだいぶ満足していた。






も、もう家に入ってゴロゴロしてもええかな?



とも思っていた。








ぶるぶるぶるっ





いやいやあかんあかん。狭い庭に山となった丸太をなんとかしなければならないのだ。それが今の僕に与えられた最大のミッションなのだ。


……ミッション?


その崇高な語感を前に、急に僕のテンションは上がってきた。







……よしっやるか!!





僕はおじいちゃんの使っていた斧を握りしめ、丸太の前に立った。






……と、まぁこんな風な感じで僕の人生で初めての薪割りは始まったわけなんですが(前置き長っっっ!!)、これを読んでいるあなたがもし、初めて薪割りをやる人に薪割りを教える場合、多くの人が感じる“斧への恐怖心”を取り除いてやることが一番のように思うわけですよ。

「外したら相当シャレにならんな……(ゾッ)」

と考えるだけでも、身が縮んでしまいます。

中には恐怖心のあまり、斧を振り上げたとき、無意識に半歩だけジリリッと下がってしまう人もいます。このときにはもちろん間合いが狂うので、とても危険です。

そして怖いので当然、斧に力も入りません。

おまけに肩に余分な力が入っているので、狙いにも狂いが出ます。





いったいどうすりゃいいんだっ!?




と考え、思いついたのが、『斧を落とすこと』を繰り返すことで、斧のコントロールを身につけることです。斧の先端部分は、だいたい1.5kgくらいの重量があり、形も樹木を押し開くような角度がついているため、杉などの柔らかい樹木だと、本当に斧を落とすだけで割れてしまうんです。

初めての薪割りの第一歩は、斧を狙ったところにちゃんと当てる。と、いうことに尽きるのではないでしょうか?



さて、あなたが薪割りを教えている相手がもし……


「ビビってしまっている。」

「腰も引けてしまっている。」

「肩に力がガチガチに入ってしまっている。」

「人生に絶望感を感じ始めている。」


と、いうようなときには、『斧を落とすこと』を心がけた練習をしてください。


(右利きならば、左手は斧の柄の先、右手は柄の真ん中あたりを握ってもらいます。)


①丸太の上に斧の先端を当てます。


②斧を頭上まで持ち上げます。


③斧を落とします。


と、まあこういう感じですね。大事なのは②から③への動作のときに、斧にはいっさい力を加えず重力のみで落とすということです。そうすることで、斧は必ず①の位置に戻ってくるというわけです。

ここで肩に余計な力が入っているとスイングがブレますので、斧は元の位置には戻ってきません。相手を充分にリラックスさせてあげましょう。

それでもまだ不安げにビクビクしている相手には……

「斧は必ず同じ場所に戻ってくるよ!あったりまえのことじゃないのー!!」

と、いわば暗示にかけてやるのもひとつの方法ですね。



「やればできる!」


「自分を信じて!」

……なんて掛け声はくれぐれも御法度ですよ。うっとおしいだけですからね。




ふぅ。




何度か①〜③を繰り返してください。ここでは丸太を割ることを目的としてません。狙い通りに斧が落ちてくる(戻ってくる)感覚を身につけることが大事です。


さていよいよ、斧が狙ったところに当たるようになってきたら、丸太に斧が当たるときにだけ斧の柄を握りしめて、力を加えるようにしてもらいます。吹っ切れたスイングには自然とコントロールとスピードが乗っているので、気持ち良く割れるようになっているはずです。




パカッ!!




ほらね?



※非力な人には杉やポプラなどが最適です。楠、松は最悪サイテーですので、やめておきましょう。また、節や枝のない物を選んであげてください。



おしまい




【安心感】薪割りインストラクターへの道

こんにちわ。薪割りインストラクターのジョーシッタカーです。

今回のテーマは「安心感」でお送りします。

みなさんは、初めて薪割りをやったときのことを覚えていますか?僕は11年前、自宅に薪ストーブを入れたときに、父から、昔おじいちゃんが使っていたという斧をもらいました。薪割りの「ま」の字も知らない僕は、ずっしりと重たい斧を手にしてみて、ただただ恐れたのを思い出します。だって失敗したら即、病院行きですよ?なんなら足の一本や二本すぐなくなってしまいますよね?そうなったらもうメジャーリーガーへの夢は諦めざるを得ません……僕は夢を諦めたくありませんでした!!20年前に、甲子園のベンチで流した、あの悔し涙だけはもう二度とは流したくなかったのです(嘘)

当時、薪は薪ストーブ屋さんから購入していた僕は、特に薪を割る必要性もなくて……

「こ、これは……まぁとりあえず仕舞っとこかっ。こんな危ないもん振り回せるかい!」

と、そそくさと斧を倉庫に仕舞い込んでしまったのです。第一、僕はかなりのインドア人間だ。薪ストーブを持っているからといって、アウトドア志向の人間だと決めつけてもらっちゃあ困る。僕は休みの日は、パジャマのままで一日中家の中をゴロゴロするのが大好きなのだ。その快適な室内空間を演出するため、探し求め、そしてたどり着いた答えが……薪ストーブなのである!!薪割りなんてやり出したら、ゴロゴロゴロゴロできなくなっちゃうじゃないかっ!!休みの日は忙しいんだっっっ!!!!!


話が少し逸れました……さて僕が斧を倉庫にしまいこんだ半年後。

「おい、タカシ!テニスコートの横の木切っとったからもらってきたったぞー!」

70歳を超えても週に3日はテニスコートに通う父が、無邪気に笑いながら、車から大量の丸太をうちに降ろしていったのだ。うちの庭はかなり狭い。いつまでもこんな嵩張る物を置いておくわけにいかない。








ついに斧をふるわなくてはならないときがやってきたようだ。







ごくり……






つづく

【1.5kg】薪割りインストラクターへの道

これまで、薪割りをするとき、斧は持ち上げるものだと思っていました……。

ところが先日、古武術家の“甲野善紀”先生に薪割りを教えていただける機会があり、そこで先生に身体の捌き方を教えていただいたとたん……

 

 

 

 

斧を持ち上げるという感覚がまったくなくなったとです!!

 

 

 

 

……タカシです。

 

 

 

 

みなさんこんにちわ。

薪割りインストラクターのジョーシッタカーです。

 

 

 

いつも僕らが使っている斧は、ヘッドの重さが1.5kgくらいあります。

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ちょうど柄の先に1.5Lのペットボトルをつけて持ち上げるのを想像してみてください……考えるだけでも重たいですよね?

それが身体の使い方ひとつで、なんの苦もなく斧を振るうことができるのです。そこには斧を持ち上げるという意識はまったく必要ありません。


しかもそのやり方だと、フルスイング出来るので、パワーを加えることも可能!!


これまでも薪割りインストラクターとして、いかに負担少なく斧を振るうかということを工夫してきたつもりですが、圧倒的に感動的に動きが変わる身体操作法が、この世の中には存在するんですね。

 

 

 

 

薪割りインストラクターへの道は……

 

 

 

 

なかなか奥が深いのだ。

 

 




 

つづく



って、




やり方教えへんのかいっっっっ!!!



出し惜しみはつづく♡

 

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甲野善紀先生の凄さはこちらでチェック↓↓↓↓


Kenjutsu-Kono - YouTube

【イラッ】薪割りインストラクターへの道

薪割りワークショップで薪割りのインストラクターをやってると、腕に覚えのあるおっさんが出しゃばってくることがちょくちょくある。
 
昔から出しゃばりな奴が嫌いな私にとって、これはかなりイラッとくることだ。
 
おっさんは、自分も薪割りを教えたくて教えたくて仕方がないのだ。たくさんの人が集まるイベントなどで、薪割りワークショップをやっていると、物珍しさからギャラリーが群がることがある。
 
そのギャラリーの中から遠巻きに、腕組みをして見ていたその出しゃばりなおっさんは、薪割りワークショップに参加している人のフォームや力加減に、ちょいちょい注文をつけだす。
 
「あかん。そんなんではあかん。」
 
 
(イラッ)
 
 
「そんなんで割れるか?」
 
 
(イライラッ)
 
 
「もっと斧を上まで振り上げんとあかんな。」
 
 
(イ、イライライラッ!!)
 
 
 
 
さてタカシの怒りが頂点に達したところで、なぜこういうことがちょいちょい起こるのかを説明しよう。実は……初めて薪割りをする参加者で、明らかに斧を怖がっている人に対しては、本式の割り方を教えていないのだ。
 
そういう参加者に対しては、いかにして恐怖心を取り除いてあげることができるかということにつきる。どうしたら安全で且つ確実に丸太に斧が命中することができるようになるかということにポイントを絞り、斧の振り方を教える。恐怖心がなくなってきて、狙ったところに斧が落ちるようになってきて初めて、肩の力が抜け、必要なところに力が入るようになる。そこでやっと本式の割り方を教えることができるのだ。(キラーン☆)
 
 
 
おっさんにはそれが分からないので……
 
「斧の振り方がなってないな。」
 
と思いながら見ているのだ。だから思わず口を出したくなる。そして教えたくなるのだ。
 
いや教えたいというか、基本的に口出ししてくるおっさんは、みんなの前でええカッコしたくてしょうがないのだ。
 
そりゃあその気持ちは分かる。私にだってええカッコしたくなるときはちょくちょくある。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
でもな、今はおっさんの方が違うねん。
 
 
 
 
 
 
私がまったく相手にしないので、ここらへんでアドバイスするのを諦めてくれるおっさんもいる。しかし、相手にされないことで、逆に気分が高揚してくるおっさんもいる。
 
おっさんは、じわじわと私がいる割り台との距離をつめてきて、更に大きな声でそのフォームや力加減にアドバイスを繰り返すのだ。
 
「ほれもっとしっかり振らんかい。」
 
気がついたらおっさんは、すぐ側に来ていて、私と同じ立ち位置にいる。この手のおっさんは、ついには口だけではなく手も出してくるのだ。
 
 
 
 
 
 
 
 
「わしに斧、貸してみい!」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
………さて、こういう出しゃばりのおっさんには、秘技 “ くすのきトラップ ” をお見舞いすることにしている。くすのきとは、よく小学校の校庭なんかに植えられていて、くねくねしながらかなり大きくなる木だ。くすのきの丸太は、軽いので割りやすそうに見えるが、実はとんでもない難物で、木の繊維が複雑に絡み合っているので、なかなか素直には割れないのだ。思いっきりぶっ叩いても、トスッと音がするだけ……まるで斧の先端が吸い込まれてしまうような無力感に苛まれるだけなので、私たちは見向きもしない。
 
そのくすのきの丸太を出しゃばりなおっさんにソッと差し出すことを “ くすのきトラップ ” と呼んでいるのだ。ええカッコしようと出しゃばってきたおっさんが、苦戦している姿を見てニヤニヤするのだ。ちなみに、松の木も割りにくく、同じ効果が見込めるので、大勢の人の前で薪割りを人に教える際には、是非どちらかをご用意ください。
 
 
 
 
 
 
ちなみに、そのおっさんが、くすのきや松の木が割りにくいことを知っていた場合には、すかさず、「是非、割り方を教えてください。先輩。」と言えばいいでしょう。
 
 
 
 
 
 
 
 
おしまい。
 
 

野焼きについて調べてみた

LJ加古川は薪割り結社です。40数名いるメンバーの中でも一番、火を見るのが好きな稲美町のKさん(42才)は、年に366日 ……いや368日もBBQをやっているような人 ……田舎の広い自宅のあちこちに、BBQ台や釜戸や囲炉裏を設置して、雨が降ろうが嵐が来ようが関係なしにBBQをやっています ……いややっぱりBBQやってるのは年に367日かな? (←どーでもええわっ!)
 

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またKさんは農業も営んでいます。

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いつも田んぼや畑周辺の草刈りをするのが大変なんだそうですが、草刈りが面倒くさくなればすぐに火を放ちます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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面倒というより、ただ火が見たいだけです。
 
ええ年こいて火を見てはキャッキャ喜んでいるタイプなので、かなりの危険人物だとも言えます。このKさんが地元の消防担当というのは冗談みたいな話ですね。
 

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さて基本的に野焼きは廃棄物処理法によって禁止されています。例え小型の焼却炉を買ってきて、自分ちの庭で燃やしてもそれが一定の構造基準を満たしていないといけないとされています。要するにダイオキシン類を発生させないための構造です。
(ダイオキシンは「サリンの○○倍の毒性がある」だとか「史上最強の毒物」などと忌み嫌われていますが、邦ちゃんの話を聞いていると、どうやらダイオキシン類の毒性については疑ってみたほうがよさそうです。http://takedanet.com/2007/04/post_8810.html
まぁいくら大丈夫大丈夫と言われてもダイオキシンを積極的に摂取しようという気にはなれませんが・・・。)
 
さてそんな野焼きにも許されている例外がありまして、「公益上若しくは社会の慣習上やむを得ない廃棄物の焼却又は周辺地域の生活環境に与える影響が軽微である廃棄物の焼却として政令で定めるもの」(廃棄物処理法第16条の2第3号)であれば野焼きができます。これを具体的にしたのが次の5つです。

  野焼きができる5つの例外(廃棄物処理法施行令第14条)
  条 文 具 体 例
国又は地方公共団体がその施設の管理を行うために必要な廃棄物の焼却 河川管理のために伐採した草木等の焼却
震災、風水害、火災、凍霜害その他災害の予防・応急対策または復旧のために必要な廃棄物の焼却 災害時の応急対策、火災予防訓練等
風俗習慣上又は宗教上の行事を行うために必要な廃棄物の焼却 どんど焼き等の行事における門松やしめ縄などの焼却
農業・林業又は漁業を営むためにやむを得ないものとして行われる廃棄物の焼却 稲わらの焼却、田畑の畦草の焼却
焚き火その他日常生活の焼却であって軽微なもの 落ち葉焚き、キャンプファイヤー
      
Kさんのよくやっているのは④または⑤ですね。たいていの市町村では火災予防条例が定められていて、軽微でない焼却を行う際には消防署に届出が必要です。めんどくせえなと思うでしょうが、これは、もし消防署が焚き火等をやるってことを知らなければ、火事だと思った住民が通報して、消防車が出動することになるので届出が必要なんですね。

さて、問題はこれらの5つの例外に該当しない場合です。なななななんと廃棄物処理法違反で「5年以下の懲役、もしくは1,000万円以下の罰金」が科せられます。調べてみたら実際に岡山県矢掛町の男性職員が2010年6月に書類送検されていました。同じ公務員ということでKさんの姿と見事ダブります。
 
矢掛町は17日、自宅のごみを畑で野焼きしたとして矢掛病院の男性職員(52)を同日付で減給10分の1(2カ月)の処分にした、と発表した。
町によると、男性職員は今年3月14日、町内に所有する畑で自宅の木箱やむしろ、わらなど約50キロを野焼きしたという。井原署は廃棄物処理法違反容疑で書類送検5月31日に笠岡簡裁が罰金40万円の略式命令を出した。罰金刑が確定したことから町は17日、副町長(59)と病院事業管理者(67)も管理監督責任があるとして、文書訓告処分にした。
町は「野焼き禁止を町民に求める立場から、職員を懲戒処分にした。信頼回復と再発防止に努めたい」としている。(毎日jp) 
 
Kさんは大丈夫ですか?まさか廃棄物を日常的に焼却してませんよね?・・・え?ま、まじっすか?・・・タンスを?く、黒い煙?・・・畑で?も、もうやめてくださいね。
 
何度も言いますが廃棄物処理法上、5つの例外に該当しなければアウトです。
 
Kさんは、今後どうしても焼却したいのなら例外③「風俗習慣上又は宗教上の行事を行うために必要な廃棄物の焼却」を狙ってください……まず白装束になり、ことあるごとに「お焚火様の思し召しです。」とか「お焚火様がお怒りになっておられる。」とか言いながらタンスを燃やすのです。
 

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・・・恐らく怖がってだれも何も言ってきませんよ。
 
まぁ美人な奥様やかわいい娘さんを始め身内にはいよいよ愛想つかれるでしょうが・・・いずれそうなるのは時間の問題ですもんね?やるならいっそテッテ的にやりましょうよ。
 

 

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それともうひとつポイントがあります。もう一度、廃棄物処理法第16条の2第3号をおさらいしてみましょう。

「公益上若しくは社会の慣習上やむを得ない廃棄物の焼却又は周辺地域の生活環境に与える影響が軽微である廃棄物の焼却として政令で定めるもの」

 

もうひとつのポイントとは、条文の後半にでてくる「周辺地域の生活環境に与える影響が軽微である」というところです。つまりいくら5つの例外に当てはまる場合であっても、苦情がでたらアウトだということ。前回も書きましたが、何かにつけて僕ら街場薪ストーバーの明暗を分けるのが、隣人からの苦情問題ですよね。

 

やっと皆さんお待ちかねの薪ストーブの話題になりましたね。ではいったい薪ストーブの使用は廃棄物処理法的にどうなんでしょう?僕らが薪にしているのは、たいていが公園や街路樹の廃樹木です。これって市町村の焼却炉で燃やされるはずの廃棄物ですよね?思いっきり廃棄物の焼却になるんじゃあないんですか?どうやら先ほどの5つの例外にも当てはまりそうもないし、薪ストーブってダイオキシンを発生させないための構造になってましたっけ??

 

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ご安心ください。薪ストーブは「薪」を燃やしているのであって、「廃棄物」の焼却をしているのではありません。ですからこれらの廃棄物処理法の規制には当たりません。「薪」は、もともと廃棄物であった廃樹木に(チェーンソーや斧を使って)手を加えてますよね。そんな「薪」には商品価値もあります。すなわち有価物(廃棄物の対義語は有価物と覚えておけば区別しやすい。この辺の話は長くなるし、ぼくら街場薪ストーバーにとって大事なポイントなので、また今度まとめます。)なんですね。「薪」として生まれ変わった廃樹木はもう「廃棄物」ではないので、堂々と燃やしてやりましょう。


薪ストーブを設置する上での構造上の規制は、建築基準法や市町村の定めた火災予防条例の中にあります。が、薪ストーブの出す煙に関する法律や条例による規制は、(僕の調べてみた範囲では)多分ありません。大気汚染防止法も悪臭防止法も一般家庭の薪ストーブには適用されないようです。だから煙への苦情が来て、ほったらかしにしておいても行政処分書類送検もありません。
 
ただ・・・そのご近所さんと気まずくなって、ネットに悪口を書き込まれたり、自転車の前かごにゴミを捨てられたり、ピンポンダッシュされたりするだけです。子供が上履きに画鋲を入れられたり、休み時間にうんちをしていると上から水をかけられたり、モップを投げ入れられたりするだけです(泣)
 
まぁある日、一家の主が突然、畑で白装束になってタンスやら机やらを焼却し出すことに比べたら全然かわいいもんですよ。
 

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ねぇ北川さん・・・もといKさん?
 

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おしまい