美しすぎる合気道家

僕の通う “ ささの葉合気会 ” には、美しすぎる合気道家と囁かれるK乃さんがいる。同じ道場で稽古していると、その美しい袴姿にハッとされられる。昨日の掛かり稽古では3回、このK乃さんと組んだ。掛かり稽古とは、まず師が見せてくれる技の手本の後に、2〜4人くらいのグループに分かれて、交代で技を掛け合う稽古のことだ。

3回とも、K乃さんが僕のところに駆け寄ってきてくれた。入門も早く、級も上で、後輩の面倒見のいい僕のことを慕ってくれている感じの駆け寄り方だ。(妻に話したら、「たまたま近くにおっただけちゃうの?自惚れすぎやで。」と一笑に付されたが、違うのだ!だってK乃さんは一目散に駆け寄って来るし、その目は、キラキラ輝いているのだから!!)

さて、話しは一年ほど前に遡るが、同じく同門の後輩N丘君が、自分より上の級の先輩ばかりを選んで組んでいた時期があった。あまりにもガツガツし過ぎて目に余ったので、僕はN丘君を叱りつけた。N丘君は稽古毎に目をギラギラさせて3回も4回も僕のところへやって来ていたのだ。僕は、なるべくその日の稽古に来ている全員と、満遍なく組みたいと思っているので、N丘君とばかり組んでいると、稽古が終わってから、あぁ今日は◯◯さんと組めなかったなぁということになってしまうのだ。

「おいおい、お前掛かり稽古はもっとバランスよく皆んなと組めよな。なんのための合気道やねん。技を覚えるためだけにやってんじゃねえよ。」

とかなんとか言ったかな?

しかし今となっては、別にいいんじゃないかなー。と思っている。目を三角にして叱るほどのことじゃない。合気道に貪欲でいいよね。なんなら5〜6回駆け寄って来てもええんと違うかなK乃さん。

 

まぁN丘君含むおっさんたちが、いくらキラキラした目で何度も駆け寄って来たとしても、3回目に来た瞬間に一本背負いで投げ飛ばすけどな。