【安心感】薪割りインストラクターへの道

こんにちわ。薪割りインストラクターのジョーシッタカーです。

今回のテーマは「安心感」でお送りします。

みなさんは、初めて薪割りをやったときのことを覚えていますか?僕は11年前、自宅に薪ストーブを入れたときに、父から、昔おじいちゃんが使っていたという斧をもらいました。薪割りの「ま」の字も知らない僕は、ずっしりと重たい斧を手にしてみて、ただただ恐れたのを思い出します。だって失敗したら即、病院行きですよ?なんなら足の一本や二本すぐなくなってしまいますよね?そうなったらもうメジャーリーガーへの夢は諦めざるを得ません……僕は夢を諦めたくありませんでした!!20年前に、甲子園のベンチで流した、あの悔し涙だけはもう二度とは流したくなかったのです(嘘)

当時、薪は薪ストーブ屋さんから購入していた僕は、特に薪を割る必要性もなくて……

「こ、これは……まぁとりあえず仕舞っとこかっ。こんな危ないもん振り回せるかい!」

と、そそくさと斧を倉庫に仕舞い込んでしまったのです。第一、僕はかなりのインドア人間だ。薪ストーブを持っているからといって、アウトドア志向の人間だと決めつけてもらっちゃあ困る。僕は休みの日は、パジャマのままで一日中家の中をゴロゴロするのが大好きなのだ。その快適な室内空間を演出するため、探し求め、そしてたどり着いた答えが……薪ストーブなのである!!薪割りなんてやり出したら、ゴロゴロゴロゴロできなくなっちゃうじゃないかっ!!休みの日は忙しいんだっっっ!!!!!


話が少し逸れました……さて僕が斧を倉庫にしまいこんだ半年後。

「おい、タカシ!テニスコートの横の木切っとったからもらってきたったぞー!」

70歳を超えても週に3日はテニスコートに通う父が、無邪気に笑いながら、車から大量の丸太をうちに降ろしていったのだ。うちの庭はかなり狭い。いつまでもこんな嵩張る物を置いておくわけにいかない。








ついに斧をふるわなくてはならないときがやってきたようだ。







ごくり……






つづく